CREATE 2001/07/11
UPDATE 2001/07/17
UPDATE 2001/07/22
ブロードバンド化 (2)

古いルータ復活

MN128-SOHO SlotIn を外して、初代 MN128-SOHO を専用線のルータに置き換えたことは書きました。
そのとき、ルータのフィルタリングの設定をちゃんと確認しなかったので、外部からウチのサーバにアクセスすることができていませんでした。ウォー。

えらいことやってしまいました。
なんと3日間くらいそんな状態だったのです。
ネットワーク管理者失格です。
アホでした。ダイアルアップしてちゃんと確認しておくんだった。。。

まあ、済んだことは仕方がない。
これからは、ミスをなくすように頑張らなければならない。


フレッツADSLの申込み

さて、7/10、フレッツADSLを申し込みました。
開通は 7/17 の午前中になりました。

フレッツは申し込んだものの、プロバイダは未だ申し込んでいません。
わたしは InfoSphereBiz ADSL8 というサービスに申し込もうと思っているのですが、これは初期費用が 12,000円で、月額費用が 12,800円(フレッツADSLの料金を除く)と、フレッツにしてはかなり割高のサービスなので、フレッツADSLのパフォーマンスが出ない場合は、プロバイダの初期費用がムダになってしまう可能性があるからです。

フレッツADSLが開通する前から、回線の品質はある程度わかります。わたしのところは、局からのメタルの長さが 2.4km、損失が 31.17dB ということでした。この値だと、だいたい 0.5Mbps 〜 0.9Mbps くらい出るということでした(たぶん 0.7〜0.8Mbps くらいになるのではないかと予想される、ということも聞いています)。
ちなみに、損失が 40dB を超えると、フレッツADSLは難しい、ということも言っていました。

フレッツADSLだけが開通した場合、プロバイダとの契約なしに、パフォーマンス測定ができるのか、大いに謎なのですが、一時的に、安いプロバイダに入って、テストをして、その後 InfoSphere に申し込み、というのも考えています。


DION Business-ADSL は期待できず

DDI に電話して、担当者としばらく喋ったのですが、DION Business-ADSL は、やはり姫路では進み具合が芳しくないとのことでした。
わたしの感触では、秋〜冬あたりにズレ込む公算大です。
これじゃあダメでしょう。その頃には、光ファイバのことを考えてるって!

Yahoo!BB のことも話題になったのですが、「わたしも申し込みましたよ」と言ったら、DDIの担当者曰く「わたしも申し込みました!」だって。おいおい。しかも、DDIの同じ職場の人もかなり多くの人が申し込んだらしい。おいおい。DIONを使えよな〜。

Yahoo!BB のことも情報が少し得られたのですが、それから推測すると、姫路には、 Yahoo!BB は、秋〜冬に開通しそうかな、と思いました。Yahoo!BB のバックボーンの情報が聞けてしまったからです(担当者はナイショの情報だと言っていたけど、いまさらナイショの情報もないでしょう、と思いますが)。


ルータ&スイッチングハブ購入

少し気が早いですが、ルータとスイッチングハブを購入しました。ルータは、NTT-MEBA5000 SOHO で、スイッチングハブは coregaFSW-8L(W) です。

最近、ADSLの普及とともに、ブロードバンドルータが、数多く出てきましたね。本当に選ぶのに困ってしまいます。
うちの場合、法人向けのプロバイダで、IPアドレスを8個付与されるものなので、一般の人が選ぶルータとは、選択肢が異なってくるので、選択が尚更難しい。
複数のWAN側IPアドレスに対応するくらい、どのルータでもだいたい対応しているんじゃないかと思ったのですが、これが大間違い。ほとんどのルータは対応していません。その中で、BA512R, BA5000 SOHO, MN128-SOHO SlotIn くらいが候補になります。

MN128-SOHO SlotIn は、すでに所有しているので、ブロードバンドキットを購入すればOKなのですが、ISDNルータとして設計されたものを ADSLやFTTH で使うのはやはり心配です。買いなおすことにしました。現在は無線LANも使用しないということもあります。また、スループットの点も、PowerPC を使用して、かなり高速ではあるかと思うのですが、ISDNルータとして設計されているため、フィルタや、syslog の実装が、128kbps に最適化されているであろうことは想像に難くありませんから…。あと、いつまでサポートしてくれるか、という心配もありますし。
ちなみに BA5000 SOHO は、8.5Mbps のスループットがあり、FTTH でも実用的に使えそうです。

MN128-SOHO SlotIn を使いつづけるか、新しく買うかは、かなり悩みました。
最近、昔の友だちで、ネットワークに超強い人物が、偶然にもココのサイトを見つけて、掲示板に書き込んでくれたというのもあり、メールで相談したのですが、ぜんぜん音沙汰なし。頼りにならんです。

BA5000 SOHO は、めちゃめちゃ小さい。こんなもので本当にルータとして機能するんだろうか、と思ってしまう。(VHSのビデオテープを、数センチほど短くした感じです)。早速、ローカルルータとして試してみます。
Webでの設定画面は、MN128-SOHO の流れをくみ、とても設定しやすく感じました。Netscape では、うまく設定できないので、IE で設定しないといけないのがマヌケですが、そのうちファームのアップグレードをしてくれることでしょう。(設定画面でエラーが出るので、最初は焦りました…)。
既存のIPアドレスをWANのアドレスに指定し、LANはローカルアドレスで使用してみます。ちゃんとローカルルータとして機能しました。ADSLに接続するのが楽しみです。

corega のスイッチングハブですが、FSW-8L(W) は、オートネゴしか対応していないので、各ポートが手動設定に対応した Fast SW-8D の方が欲しかったんだけど、そっちは 3,000円ほど高いので、安い方にしました。

今は、メルコMGH-M16L を使用しています。これは16ポートもあって安くて良かったのですが、スイッチングハブではないので、買い換えたいとずっと思っていたのですが、ADSL導入の今まで買い換えることなく使いつづけることになりました。

メルコのハブから、スイッチングハブに入れ替えた感想ですが、予想通り、オートネゴで問題が起こります。オートネゴに関しては、バグ入りイーサチップがこの世に存在しており、どうしようもないボードが存在しているので、問題が起こってしまうと、ちょっとお手上げかな、という気がします。
いろんなパソコン等をスイッチングハブに接続してみたのですが、トラブル続出です。ハブと同じ corega のイーサカードで、21140 チップを使ったものが、オートネゴがうまく機能しません。21143 で問題が発生するなら判るのですが、21140 が問題があるというのは、ドライバがクソだからなんでしょうか。
結局 corega のイーサカードは、100BASE-TX Full Duplex で設定しておいて、マシンが起動した後、イーサケーブルを一度抜いて、再び差せば動作するようになりました。(←こんなの普通思いつかないって!)。なんで、これが判ったかというと、昔 21143 のドライバを書いたときに、チップの欠陥により、すでにケーブルが接続されている状態で、オートネゴが完璧に行なえない問題にブチ当たったことがあるからです。21143 は、コストダウンのために、物理層の部分が貧弱な設計になっていて、これを回避することは不可能でした。21140 ならこのような問題は起こらない筈なのですが、それが起こっているということは、corega の21140カードには、密かに 21143 が搭載されているか、物理層だけ貧弱なものになっているのでしょうか。うーむ。

話題が逸れますが、このイーサカードは、Windows のドライバの画面で、Intel 21140 と表示されます。21140 というのは DEC のチップだったのではないですか? OEMかな??

何はともあれ、うちにあるマシンは、曲がりなりにも全て、corega のスイッチングハブに接続することができるようになりました。
まあ、一歩前進というところか…。

UPDATE 2001/07/22
corega の FastEther PCI-TX は、メーカーのホームページから、最新のドライバをダウンロードして、オートネゴが機能するようになりました。パソコンの電源を入れるたびに、ケーブルを抜いて差さなくても良くなったので、便利です。


フレッツADSLのスループット測定について

わたしが申し込もうとしているプロバイダは、法人向けということで、初期費用も月額費用もかなり高いです。
とりあえず、フレッツADSLのみを引いてみて、回線の品質をチェックした後、プロバイダを契約しようと思います。プロバイダの申込金とかがムダになってしまうのもイヤなので。

フレッツADSLだけが開通した状態で、回線の品質がテストできないか、NTTに相談してみました。
116に聞いたところ、カスタマサポートにかけ直すように言われたので、相談していたのですが、「そういう方法はありませんので、個人向けのプロバイダを1箇月ほど契約して確認してみてはいかがですが」と、なんともつれない返事。何かチェック方法はあるだろうと思い、ねじ込んで聞いてみたら、姫路局の方で相談してみてくれ、の一点張りで、まったく埒があかない。
そこで、姫路の116にかけ直して、相談してみたところ、「回線の品質をチェックする機械があるので、開通後それでチェックすればできます」との力強い返事が。その依頼先として、教えられた番号は、さっきのカスタマサポートの番号だった…。
神戸のカスタマサポートはクソであった…。姫路の116には頼れる人が1人居て良かった…。


フレッツADSL開通

フレッツADSLが開通しました。工事はあっさりと終了。
うちの場合、ISDNで4ワイヤー使っていたので、それを2ワイヤーに変更する工事が伴ないました。せっかく4ワイヤーだったものが、半分の2ワイヤーになるので、なんか損した気分です。再びISDNにするときには、2ワイヤーのままになるんでしょうか。なんか騙されているような気がしないでもないが…。

今のところ、フレッツADSLは開通しても、プロバイダは契約していません。
しかし、この状態で、回線の速度を調べることができるので、やってもらいました。
けっこう納得のいく数字が出ました。

回線の品質は問題なさそうなので、プロバイダに申し込みすることにしました。
書き込んで、郵送します。
法人用ということで、個人用よりも手続きが面倒です。オンラインで申し込みたいなあ。

JPNICへのIPアドレスの申請が伴なうので、15〜20日かかるそうなので、開通は8月になっちゃうね。まあ、仕方ないですね。


フレッツADSLの回線の速度の測定方法

フレッツADSLが開通したとき、NTTに依頼して、回線速度を測定してもらいましたが、そんなことをしなくても、自宅のモデムの管理モードで、自分で測定できることがわかりました。

NTT西日本の場合は、東日本のモデムと違っていて、いわゆる「Sモデム」という機種なので、ディップスイッチも何もなくて、一見何の機能もなさそうなのですが、針で押すタイプのINITボタンが付いています。これを押しながら電源を投入すれば、管理モードに突入します。
この状態で、http://192.168.1.1/ にアクセスすれば、管理画面が現れます。速度の測定でも何でもできてしまいます。
かなりいろんなことができそうなので、すぐに動かなくなってしまうかも知れませんので、回線速度の測定などの使用方法にとどめておいた方が良さそうです。

※これを見てマネして動かなくなっても、おいらは知りません。

ちなみに、下り 1.2Mbps, 上り 512kbps 出ました。


プロバイダの開通スケジュール

InfoSphere に申込書を郵送してから数日経つので、開通スケジュールなどを問い合わせてみました。
そうしたら 15〜20日かかるの一点張りで、何も教えてくれません。
教えてくれないと毎日問い合わせするぞ、と言ったら、それは問題ないですよ、と言われた。うーむ。

まあ、書類の審査の遅い JPNIC が噛むわけだから、スケジュール調整が難しいのも判るが、JPNIC から書類が戻ってきた時点で教えてくれ、と言ってもダメだった。うーむ。

DION Standard の解約手続きもあるから、ある程度でいいからスケジュール知りたいんだけどね。1週間ほど前にお知らせくださいと言っていたからなあ。

まあ、開通は8月上旬ってとこでしょう。