どっか遠くに行きたいな   どっか遠くに行きたいな
cancer44.com
メインメニュー
 
CREATE 2002/9/22

熊野古道 (1) (2002/9/15)

計画篇

熊野古道

思えば4年前、松阪・伊勢・南紀ツーリング で触れて以来、行きたいと思いつつ、行けずじまいになっていた熊野古道でした。
あのときは湯の峰温泉の近くの湯の峰王子に行ってみて、素晴らしさに惹かれました。

熊野古道と言えば、1999年に南紀熊野体験博が開催されたのですが、私が熊野古道から遠ざかっていたのは、これが原因のひとつだったりします。だって、人がいっぱい居たら、なんか興ざめな気がするからねぇ…。

それと、昨年は、NHK の朝ドラで「ほんまもん」をやっていたので、熊野には観光客が増えたようなので、それも遠ざかっていた原因。

でも、本当は一番大きな理由は、私の仕事が落ち着かず、時間もお金も無いということだったりしますが…。

でも、今年の夏に、けっこう落ち着いて、時間にもお金にも多少余裕が出てきたので、仕事疲れで気分も滅入っていたので、前日になって突然思い立ち、和歌山に行くことにしたのです。


熊野古道について

紀伊半島の熊野という広い地域で、山岳信仰がありました。
その本山が、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、すなわち熊野三山です。

熊野信仰の歴史は古く奈良時代以前からのものです。伊勢神宮に匹敵する歴史を持っているということですね。

奈良時代より皇族が熊野詣を毎年のようにおこなっていたのですが、平安時代にそれが行われなくなったあと、武士、農民などの庶民による熊野詣がブームになりました。
その行列の様子を「蟻の熊野詣」と形容されるほどであったといいます。

そのときに通ったルートを「熊野古道」と呼んでいます。

熊野古道には「王子」という、旅の中継基地のようなものがあります。熊野三山の御子神または摂社だそうです。今は神社のような建物か、祠のようなもの、または石碑だけが残っています。
熊野古道には99の王子があり、「熊野九十九王子」といいます。


和歌山入り

熊野古道とひとことで言っても、コースは非常に多く、どこに行けば「熊野古道」に会えるか分かりにくいです。

前日に、本屋で2冊の本を買ってきました。山と渓谷社「熊野古道を歩く」 それから、JTBキャンブックス「熊野古道を歩く」の2冊です。

でも、前もって読んでおいたりすることはできませんでした。

9/15当日朝、準備をして、8:00に出発です。
加古川バイパス→第二神明→阪神高速神戸線→阪神高速湾岸線→阪和道→海南湯浅道→湯浅御坊道 という経路で行きます。
途中、阪神高速のパーキングエリアで、ミックスジュースを飲みながら、本を眺めて、どこから攻めるか考えます。
今回の旅は2日間なので、その最後に熊野本宮大社に到着するのが良いと思いました。どこから攻めれば時間を有効に使えるのか…。
田辺市あたりから、内陸を通るコースが「中辺路」なので、中辺路の出発点あたりから攻めてみようと思います。

熊野古道全図

御坊ICを下りて、国道42号を田辺近辺まで走って行き、そのあたりから探索を始めようと思っていました。つまり中辺路の出発点(これを口熊野と呼ぶらしいです)から、熊野本宮大社までを、今回探索しようと思っていました。
御坊ICを下りたのは、11時頃です。2回の休憩でゆっくりして行った割には早く着いたのではないでしょうか。

今回の旅は、王子を結んでいく形で進める予定です。
なぜかというと、熊野古道が当時の面影を残していないところでは、王子以外には足がかりがないからです。
もっとも、王子すら残っていないところもあるのですが、そうなるともうお手上げです。
1999年の熊野体験博のときに、案内板などが充実されているだろうから、あまり心配はしていないけど。

国道42号を走っていると、道路脇に「切目王子」の看板があったので、脇道を入ってみました。50mくらい入ったところに切目王子がありました。
ここは九十九の王子の中でも、五体王子という、5つの大きな王子だということです。偶然にも、今日最初に行った王子が五体王子だったのでした。
切目王子は当時数百名の宿泊地だったそうです。

切目王子(きりめおうじ)
(今回の撮影もすべて Nikon CoolPix950 です)。

今回の2日間で探索したところ

この2日間で探索した熊野古道マップを掲載しておきます。

つづく

どっか遠くに行きたいな