CREATE 1998/05/12

四国・九州ツーリング (13)
第3日目 (1998/05/01 Fri)


湯布院

とりあえず、九州縦断道路をちょっと走って、 湯布院温泉まで来ました。
雨も降りはじめたし、これから天気が回復する見込みも全くないので、 ここで宿泊を探してみることにしました。
湯布院駅まで行って、電話で民宿にあたってみようと思っていたのだけど、 駅の観光案内所が目にはいったので、そこでちょっと聞いてみました。
「予算があまりないので、民宿を探しているのですけど…」。
案内所のおばちゃんは、「今日は無理だと思いますよ」などと言って、 ぜんぜん取り次いでくれようとしません。
しつこく粘っていたら、「じゃあ、無理だと思いますが、かけてみますね」 ということで、取り次いでくれたのですが、1軒目でOKが取れました。 おばちゃんは、非常に驚いていたみたいだが、昨日までの感覚からすると、 こんなものだよとわたしは思っていたのですがね。
ひとまず、礼を言って、件の民宿へ行きました。
ペンションみたいな、かわいい、きれいな民宿でした。部屋も広かったし大満足。
玄関では、宮崎から来ているという小学3年の女の子に迎えられました。 (関係ないけど)。
民宿への到着は、6時をちょっと過ぎていました。ま、ちょうどいいくらいですね。 6時半から夕食とのことなので、さっそく風呂に入りました。当然と言えば当然の、天然泉だ。無色透明の熱いお湯です。 GW中に、当日の夕方になって、こんなに安くて素敵な宿がみつかるとは、 ほんとにラッキー。
夕食も、鯉のあらいとか出てきて、かなりイケてました。
ただ、現代的な民宿であればあるほど、トンカツとか、 一般に無難なものも並ぶのが、わたしは中途半端に思えます。
たとえば、山の民宿では、山菜で統一しているかと思うと、 さしみが一品追加になっていたりします。 仕方ないと言えば仕方ないのでしょうけど、ちょっといただけません。
ちなみに、この湯布院の民宿では、トンカツが付いていました。
夕食のとき、途中から2人組の男連れが食堂に入ってきたのですが、 駐車場に単車が2台停まっていたので、きっと彼らが単車乗りなのでしょう。
食事が終わった時に声をかけてみたら、 話が盛り上がってしまった (ま、当然ですね)。
そのあと、彼らの部屋に押しかけて、夜まで一緒にしゃべっていた。
今後の予定とか単車の話とか、 まあ、単車乗りが寄れば、だいたいそういう話になりますね。
楽しかったなあ。
夕食のころには、外はもう大荒れの天気になっていたので、 明日も天気良くなりそうになかったです。
天気予報では、午前中は雨で、午後から天気がよくなってくるということでした。
明日の天気を祈りつつ、今日もゆっくり寝ます。

つづく