CoolPix 950 を購入したということは、すでに、ここでお伝えしていたわけですが、購入して約1箇月が経過し、良いところも悪いところも判ってきましたので、ここでまとめておこうと思います。
8月1日に購入して以来、もう3800枚くらい撮影しました。
念願の東北ツーリングにも、このデジカメを連れて行くことができて、良かったです。
さて、わたしは、現在まで、以下のようなデジカメ遍歴ですので、それを踏まえて読んでいただけるよう、お願いいたします。
つまり、市場にある、他機種との比較ではありません。
時期 | 機種 |
---|---|
1997年7月 | CASIO QV-100 |
1998年1月 | Kodak DC210Zoom |
1999年8月 | Nikon CoolPix 950 |
まず、長所。
次に、短所。
長所より、短所が多いから、悪い、ということは全くないです。
むしろ、短所が多いのに、長所が補って余りある、ものすごいデジカメだと思います。
ほんとに、このデジカメを買ってよかったと思います。
なかなか手に入らないので、一時は、別のカメラを買おうかと思っていたくらいなのですが、我慢していた甲斐がありました。
長所と短所について、詳しく書きます。
画素数が多く、細部がくっきりと映る、ということに関して、CCD の画素数が上がっているのだがら当然と言えば当然なのですが、使っているうちに、わたしの写真の撮り方自体変わってしまいました。
100万画素から200万画素への進歩は、それくらい大きな変化だと言えます。
今まで再現しきれなかった、ものの質感を再現できるため、質感を生かした写真を撮るようになりました。
だから、ワイド側ではなく、テレ側に振ったズーム域になっているのでしょうか???
ところが、そのため、ワイド側が狭くなっていて、実用上、問題になります。
ものの全体像を撮影することが、できないケースが多いのです。
これは致命的と言っても良いかと思います。
ワイドコンバータがあると言っても、頻繁にそれを使うようなことは、なるべく避けたいのです。(わたしは持ってませんし…)。
今回、デジカメが変わったのと同時に、わたしの旅行写真に対するスタンスも大きく変わりました。
「画作り」に力を入れることにしたのです。
写真好きの友だちの影響を受けてそうなった、ということもあるのですが、それ以外に、CoolPix 950 が画作りをして楽しむデジカメであったということが大きいです。
CoolPix 950 は、マニュアル撮影が充実しているのですが、わたしが専ら使っていたのは、絞り優先モードと、シャッタースピード優先モードです。
これだけでも、相当、カメラをコントロールしているという気になります。
それと、測光モードも3種類備えているので、場面によって切り替えると便利でした。
ただし、測光モードを変更するには、メニューからいちいち変更しないといけないのが面倒なので、マメに切り替えるということにはなりませんでした。ほんとうに必要なときだけしか変更しませんでした。
次、バッテリーを最後まで使い切ってくれる。
世の中には、そんなこと当たり前やん、と思っている人も多いみたいですね。
でも、Kodak DC210Zoom は、ほんとにひどかったんです。
半分くらいしか使ってくれなかったのではないでしょうか。
おかげで、ニッケル水素電池を持つ本数を抑えられるので助かります。
まとめると、CoolPix 950 は、絶対に「買い」のデジカメです。
ただ、マニュアル機能をあまり使わないひとは、別の選択をしたほうがいいかも知れません。
少なくとも、わたしなら、他のデジカメの選択は、今のところ皆無ですが…。