トロリーバスの次は、信濃大町へのバスになります。
またツアラー攻撃を浴びるのかと思ったけど、そのようにはなりませんでした。
ツアラーは扇沢まで、各社のバスで迎えに来てもらっているようでした。
結局、信濃大町への路線バスに乗るのは、ごく小数でした。
つまり、アルペンルートに居たのは、 ほとんどパックツアーの客だった、ということになります。
なにはともあれ、ツアラーが居なくなってホッとしました。
このバスは、信濃大町駅まで行くのですが、 途中、大町温泉郷で下車しました。
大町温泉郷では、「酒の博物館」というところに行きました。
なかでも、全国の地酒の1升ビンが並んでいる部屋は圧巻でした。
写真ではわかりませんが、部屋の4面にぎっしりでした。
大町温泉郷は、思っていたよりもシケていました。
人は少ないし、特に見所がありそうな感じでもなかったので、 すぐに、今日の宿泊地の木崎湖温泉に移動することにしました。
タクシーに相乗りで行きます。
木崎湖では、岡本旅館に泊まります。
岡本旅館にタクシーで乗り付けたとき、岡本旅館の玄関に、 わたしたちの名前で、歓迎の看板がかかっていたのには驚きました。
それ以外には、「乙女の会」という看板もかかっていました。
うーん、乙女の会、、、
「これはきっと60歳くらいの人の集まりやで」とか、 「おれたちのほかには誰も客がいないので、 旅館の人が気を効かして書いたんちゃうか」とか噂していました。
結局、乙女の会と思しき人々とは出会いませんでした…。
旅館に到着してから、時間があったので、木崎湖畔に出かけます。
湖畔まではすぐ近くです。
自然をそのまま生かした形でリゾート化されており、 けっこう好感が持てました。
ウインドサーフィンしている人がいました。
旅館に戻って、温泉につかってから食事です。
ここの食事はかなり良いという噂だったので、 けっこう期待していたのですが、期待以上でした。
ひとつひとつのものがおいしくて、量も多いのです。
おいしいので、残すのがためらわれて、無理して一生懸命食べてしまいました。
食べたあと、満腹で何もできず。
わたしはすぐに寝てしまいました。